2010年4月6日火曜日

農家が銀行口座を開設しやすく(バングラデシュ)

同国の中央銀行(BB)は、農業に従事する人々(farmers)が銀行口座を開設する資格要件をすでに緩和している。すなわち、1)小切手checkbookの使用を選択せず、出金伝票withdrawal vouchersを選択する限り、開設希望を拒否しない、2)開設時の最少預金額を10タカ-約15円にする。3)口座維持手数料を一切徴収しない。

これにより、農家自身の入出金、現金管理がより安全・容易になるだけでなく、政府からの補助金支給にも便宜が図られる(政府の狙い)。

4月1日現在で、この条件緩和により新設された口座は640万を超えたという(3月の報道では360万であるから急増している)。同政府は、全土の農村世帯における1820万口座の開設(ほぼ全世帯をカバー)を目標としている。

<感想>
ビジネスを構想する上でも、特に貧困層の多い地方農村部世帯がほぼ無条件に銀行口座を開設できるということは、経営環境・経済インフラの改善と考えられるだろう。


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