もう一つ本日の日経新聞から。
「途上国の実情肌で知る、リコーや大手商社、幹部社員を派遣BOP研修」と言う記事から。
以前筆者もインタビューをさせて頂いた、ISLによる研修が取り上げられている。変革型リーダー育成プログラムというプログラムの一貫でバングラデシュへのツアーを、企業幹部向けに実施している。
日本企業の事例が乏しいBOP関連の話題だが、ここでは研修に参加したリコーが取り上げられており、「CSR」という文脈ではなく、「新規事業」のトピックとしてBOPが語られている点が興味深い。
記事によるとBOP勉強会を月1~2回実施しており、BOPでどのようなビジネスをリコーとして出来るのかを検討していると言う。そこでは社員が積極的にディスカッションや事業提案をしており、今後新規事業として検討される方向であるとのこと。BOP研修は人生観をも変える可能性を持つと言う。
BOPでの事業を考える上で、経済性はもちろんだが社会性についても考える必要が出てくる。それがそこ(日本等のnot BOP世界)で働く人々の今までの「仕事観」に+αとなり、企業の新たな活力となっていくことを感じさせる記事であった。
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