2009年7月20日月曜日

日本の大学生が企画運営するグラミン・チェンジメーカーズ・プログラム

 (グラミン銀行が展開する)「ITを用いて農村と世界をつなげるプロジェクト"One Village One Portal"(OVOP)」プロジェクト。
 「OVOPとは、今まで情報の受け手であった農村の人たちがインターネットを通じて自ら農村の情報・ニーズを発信」「村ごとのポータルページを作成し」「村民がそのページを通じて、自ら自分たちの村の統計情報やニーズを政府に、企業に、NGOに、世界に発信」、「これにより双方向のコミュニケーションの中で」「ニーズに基づいた健全な農村発展に寄与することがこのOVOPの主なねらい」。
 「私たちは、このサイトの構築のため、基本的コンテンツである統計情報調査と村人たちのニーズの声『ウィッシュ・リスト』の制作、そして村人自身の情報発信が可能となるためのトレーニング指導を行っています。」「バングラデシュ人に比べ、日本人が現地調査に行くことで村人たちは大変歓迎し、快く調査を受け入れます。これによりプログラムの導入もスムーズとなり、かつ調査の効率も格段に上がります。このようなメリットもあってOVOPではグラミン銀行スタッフが全体サイト構築、私たち日本人が情報収集・コンテンツ制作を行っています。」

http://www.gcm-p.com/

コメント:グラミンのインターンシップ生である日本の大学生が企画運営する研修プログラム。グラミン銀行が推進するOne Village One Portal Projectに協力する形でバングラデシュ農村の実態調査を行うというもの。参加者自身の学びは大変に大きいことだろう。受益者の立場に立てば、継続性とスケーラビリティをいかに担保していくかが鍵となるだろう。

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