2009年10月9日金曜日

伝統的「施し」の感覚

「貧しい民へのほどこし」を報じるカナダの新聞の記事。
http://www.stcatharinesstandard.ca/ArticleDisplay.aspx?e=2091499
この記事ではバングラデシュの最も貧困度の高い北部の農民をthe untouchables (インドのカースト制度における最下層民。不可触賤民。)と呼んでいる。チャリティーイベントを開いて資金を作り、屋根のない家に住んでいる人々に屋根をつける活動が報じられている。untouchablesという言葉が新聞記事に出てくることが少々驚きだった。

もちろんこうした善意はありがたいものであり、少なからず人々を救っている。だが、より大規模に個々人の自立を支援する方向の「共同作業(⇔ほどこし)」が必要なのだろうと考えさせられる。

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