2009年10月20日火曜日

ワニ養殖ビジネスが順調に成長 Reptile Farm Ltd. (バングラデシュ)

Reptile Farm Ltd.は、2003年創業。ワニは順調に増え続け、400頭を超えた。来年には出荷可能な大きさに成長するという。

創業者のMushtaq Ahmed氏は、ダッカの北122キロの荒れ地を開墾、養殖場を開き、マレーシアから75頭の種ワニを輸入して事業を始めて以来、800頭ほどが生まれた。オーストラリアから専門家を招いて養殖のトレーニングを受け、現在は100%現地人材10名で養殖している。メインの養殖業に加え、ワニの見学ツアーや教育・研究に資するボランティアプログラムを実施している。

現在想定されている主要顧客は中国で、肉と骨の輸出が見込まれている。一方、皮革は日本や欧州市場がターゲットで、2015年までに5000枚の輸出を想定している、と会長のMesbahul Hoque氏。

創業以来現在までの投資額は約$1Mで、2012年末までに全額の回収を見込んでいるとのこと。

現在同社は外部からの投資を募っている。さらなる投資ができれば、黒字化も早くなる、と会長。
「我々は、荒れ地を工業用地に転換した。国中からの見学客が増えており、そのおかげで現地の経済活動も発展してきた。」

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