2009年8月22日土曜日

バングラデシュ現政権最大の課題はエネルギー不足解消:未開拓の天然ガス資源

エネルギー不足解消が、現Hasina政権最大の課題であると指摘する記事。他にもダッカ市内の渋滞や都市排水機能の不足なども指摘。


同国エネルギー政策、エネルギー産業の問題点を厳しく指摘。

上記記事から、現在の同国エネルギー事情:

1)発電能力は3800-4000MWだが、デイリーの電力需要は5500MW
2)約90%の電力は天然ガスから発電されている。
3)天然ガスは、発電に限らず、肥料製造、その他工業、商業、個人用、そしてCNG(天然ガスタクシー)に用いられる。
4)それら天然ガス需要は2100MMCFDであるが、国内の供給能力は1800MMCFDしかない。
5)このまま新たなガス油田の開発がなされないと、2015年には天然ガスの備蓄が使い果たされる。
6)現状、海底ガス田も地上ガス田も、埋蔵が知られているものがあるにもかかわらず、ほぼ全く新規開発が進んでいない。

0 件のコメント:

コメントを投稿