2009年12月4日金曜日

バングラデシュの子供の半分以上が貧困ライン未満の生活

http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=87306

Photo: Manoocher Deghati/IRIN
Street children sleep on the path of one of Dhaka’s roads, Bangladesh (file photo)
11月25日に発表されたUNICEFバングラデシュ支部の報告書によると、同国人口1億4千万人のうち、6300万人(44%)が18歳未満の子供で、そのさらに56%にあたる3300万人が国連の貧困ライン(一人一日の可処分所得が一ドル未満)未満の生活である。

<追記>
先日、慶應義塾大学日吉キャンパス藤原ホールで開かれた「アリ地獄のような街」上映会に参加した。NGOエクマットラ代表で同映画監督のシュボシシュ・ロイ氏、同NGO共同創設者渡辺大樹氏、日本での同映画のプロモーションを担うユナイテッドピープル社(クリック募金のイーココロ!で知られる)社長の関根健次氏によるパネルディスカッションが行なわれた。エクマットラはダッカのストリートチルドレンを自立支援する活動を行なっている。現在、エクマットラアカデミーを建設中。こうした活動には全く頭が下がるばかり。

バングラデシュのストリートチルドレンの生き様を描いた同映画では、スラムに住むに至った子供の境遇や犯罪に巻き込まれる様がドキュメンタリー的なドラマ仕立てで進行する。

しかし膨大な援助金が毎年流入しているはずのこの国の首都人口の半分がスラムに居住しているのはなぜか。まず確保すべきは、国民の最低限度の文化的生活のように思うのだが。。。

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