2009年12月7日月曜日

出産時の死亡率が約20年で半減:バングラデシュ

Full Report
ユニセフが発表した最新の報告書
The State of the World's Children 2009: Maternal and Newborn Health によると、アジアとアフリカの2大陸で、出生時の母親の死(Maternal death)の95%、新生児の死の90%を占めるという。母親の死については上位10カ国で3分の2を占める。

ちなみにUNICEFバングラデシュの発表によると、同国の子供に関する環境は以下のように改善した点といまだ不十分な点があるという。

<改善した点>
1.1990年との比較で、子供の出生時の死亡率は半減。
2.97%の子供はビタミンAの補給を受けている。
3.5年間の初等教育への入学率 は90%。  
4.約80%の人口は安全な水へのアクセスが可能になった。

<不十分な点>
1.初等教育の卒業率 はいまだ50.7%にすぎない。
2.人口の36%しか改善された公衆衛生の状態にない。
3.4割の子供は世界平均を下回る過小体重の域にある。
4.130万人の子供が危険な作業に仕事として携わっている。
5.20-24歳の女性の64%は18歳未満で結婚している。(若年結婚の弊害については過去のエントリー参照)

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