インドで不正な携帯電話を使用出来なくする処置が行われた。
http://www.telecoms.com/16691/india-shuts-off-millions-of-black-market-handsets
正式に製造・出荷されたGSMの携帯電話にはIMEIという識別番号が付与されており、携帯電話の発信時にはその番号をネットワーク側で確認し、盗難品の携帯電話使用を防止する等の対応がヨーロッパや日本で行われている。
コピー商品等の海賊版や闇ルートで出荷されている場合にはでたらめな番号やどの端末にも同じ番号が付与されており、今回インドで行われたのはこの番号が正式でないと判断された場合に通話を出来なくする処置。
闇マーケットの携帯は主に中国から持ち込まれたもののようだ。1年前ムンバイで起こったテロ事件では、テロリストたちが闇マーケットの携帯を使用していた事が今回の処置を行った大きな理由である。
インドでは9月末時点でGSMの加入者が3.6億人、そのうち2500万の携帯電話が不正に入手されたもので、通話停止の対象となった。加入者は新しい携帯電話を購入するか、センターで正式なIMEI番号を登録する必要がある。
携帯電話購入の安さは電話普及の大きな要因の1つ。しかし安いからと言って不正な携帯電話を許容することは認められないだろう。
IMEIに関するより詳しい説明はこちらを参照。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/43518.html
2009年12月2日水曜日
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