2009年12月4日金曜日

フランスの国会で地球温暖化がアジア・アフリカ諸国に与える影響を議論:French parliament discusses Bangladesh's vulnerability

フランスのMinister for Ecology and Sustainable Development (生態及び持続可能な開発を担当する大臣。首相に次ぐ地位)Jean-Louis Borloo氏は、2009年11月にバングラデシュを訪問し、気候変動がもたらす深刻な影響(森林破壊、沿岸侵食、洪水)を視察した。

既存の援助に加え、温暖化がもたらす負のインパクトを解消するには、合計150 billion Euro -- 5.0 to 7.0 billion euro a yearが必要。先進国と途上国が敵対的に交渉するのではなく、団結して事に当たることが大事、と同相。フランスとブラジルは、来るコペンハーゲンサミットに向け、共同歩調をとっている。


<コメント>
これまでは、温暖化によって負の影響を受ける途上国側が先進国に援助を要求する構図ばかりが目立っていたが、本ニュースは先進国側が積極的に発言した点で珍しい。

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