2009年9月1日火曜日

バングラデシュの私立大学・高等教育

1992年の私立大学法以来、52の私立大学が矢継ぎ早に生まれた同国では、私立大学の一部が事実上のペーパーミル化したり、教育内容の質が低いなど、問題が生じている。

大学の大衆化は、たしかに国民が高等教育を受ける機会を拡充し、より多くの人がよりよい職につく助けとなる。だが一方で、私立大学の税制優遇や、教育へのニーズの高さにつけこんだ、金銭的利益のための大学ビジネス(往々にして教育の質が低い)が生まれているのも事実である。

このような事態に対し、同国政府は私立大学の教育の質と経営の透明性を高めるため、新たな法案を準備しているが、私立大学の大半は反対しているという。

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