日経ビジネス 9月28日号に、P&GのBOP/新興国への事業拡大の取り組みが紹介されている。以下要約。
現在世界で40 億人の消費者をカバーしているP&Gは、今後3~5年で50億人の消費者に商圏を広げるという大目標を設定している。20世紀は先進国を中心とする市場で頂点に立った同社は、21世紀には新興国も含めた地球全体での最高峰を目指しており、その為にBOPも市場として取り込もうとしているのである。
記事では中国の山村に社員が泊まり込んで同じ生活を経験し、製品開発とマーケティングに経験を活かす様子や、地方の小さな町や村に販路を拡大する為に"パパママストア"と呼ばれる個人商店を育てる様子が紹介されている。パパママストアの育成では社員が店舗を訪問し、店舗の色、店内の配置、店の前の木の刈り込み等をアドバイスする等、実際に現場に入り込んだ活動を行っている(土着化と4AsのAvailabilityへの取り組みである)。
2009年9月29日火曜日
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