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2012年1月2日月曜日

小型風力発電のゼファー㈱、ベトナムで事業展開

国際協力の求人・就職・転職・キャリアサポートを行うdevexの日本支社ホームページの「開発ニュース」に、日本の小型風力発電機メーカーゼファー㈱がルビナソフトウエアおよび協同組合企業情報センターとの共同事業として、ベトナムに進出する計画が紹介されている。
■典型的なBOP2.0型包括的ビジネス
記事によると、ベトナム中部のホンラオ島に小型風力発電と太陽光発電を組み合わせた自立型電源を設置(将来は小型水力の組み入れも検討)し、自然に恵まれた同地で漁師が捕獲した海産物を冷凍保管する設備を運営する。これまでは非電化地域であるため冷凍・冷蔵保管ができず、余剰の海産物は廃棄されていた。本事業を通じ、内地はもとより輸出を視野に展開、今後はより高付加価値の海産物加工事業にも乗り出す計画だという。JICAの2011年度FS事業に認定されている(上限 5000万円)
この事業計画では、地元の漁師がバリューチェーンの重要なプレーヤー(供給)として組み込まれており、販売事業での新規雇用も想定される。さらに加工業まで発展した場合にも新たな雇用(生産)が現地で創出される。典型的なBOP2.0に該当する包括的ビジネスといえるだろう。

■当該国人材との人間関係の重要性
一つ重要な意味で興味深いのは、今回の共同事業者であるルビナソフトウエアの代表者(ブイ・トラン・ルオン氏)がベトナムからの留学生として東工大博士課程出身という点だ。実は今回の案件は、ホンラオ市長からルオン氏に直接持ち込まれたということだ。
なぜこの情報が重要かというと、途上国への事業進出の場合、現地情報は先進国に比べて圧倒的に不足しがちであるため、当該国出身者と協力関係にあることが極めて有効に作用するからだ。
例えば、これは純粋な企業事例ではないが、九州大へのグラミンクリエイティブラボ設置や、共同研究プロジェクト「開発途上国の社会情報基盤構築」の実現に役割を果たしたのは、同大のアシル・アハメッド特別准教授(バングラデシュ出身)である。
また、筆者が近畿経済産業局のBOPセミナーで講演した際、講演者のお一人だった㈱サニコン(浄化槽事業)の假谷社長(当時)が同様のことをおっしゃっていた。同社は、1997年に国際環境技術協力を目的にベトナムより研修生を受け入れ、ホーチミン工科大学の日本工業技術研究所設立に出資するなどした。それがベトナムとの人脈形成に決定的な役割を果たし、2008年のサニコンベトナム設立につながったという。
国費の研修生や留学生は一流の人材であることが多く、政府や各機関とのつながりも強い。そうした人材をまずは日本で受け入れてみることが、思わぬ大きな機会へつながることもある。何事もリアルオプション的発想で。

2010年12月13日月曜日

東南アジア3カ国でのフィールドサーベイ

日本能率協会の協力を得て、11月末から12月第1週にかけ、ベトナム、カンボジア、インドネシアの3カ国でBOP(包括的)市場における事業機会調査を行った。訪問調査を行ったのは以下の団体・企業・場所。

<ベトナム(Hochiminh Cityおよび近郊)>
1.Rohto-Mentholatum (Vietnam) Co.,Ltd (ロート-メンソレータム・ベトナム社)
2.Panasonic AVC Networks Vietnum Co., Ltd. (パナソニックAVCネットワークス ベトナム株式会社)

<カンボジア(Phnom Penhおよび近郊)>
3.Sahakreas Cedac Ltd. (通称SKS Cedac。サハクリア・セダック株式会社、CEDAC(注参照)が支援する事業の作物・商品の小売事業)
4.CEDAC設立の米焼酎製造所
5.CEDACの事業農場(野菜の栽培・SKS Cedacへの卸売)

(注)CEDACとはNGOで、カンボジア農業開発研修センター

<インドネシア(Jakartaおよび近郊)>
6.P.T. Yakult Indonesia Persada (インドネシアヤクルト 製造工場および営業所でのヤクルトレディ昼礼)
7.UNDP Indonesia インタビュー
8.Yayasan Kusuma Buana (YKB) (医療NGO)
9.低所得層家庭訪問


2010年6月2日水曜日

2010年6月1日火曜日

井戸の掘り方でヒ素の含有を防ぐことができる(NYタイムズ)

同記事によれば、 バングラデシュ、ネパール、西インド、ミャンマー、カンボジア、ベトナム各国の地下水は、ヒマラヤの石炭層から染み出すヒ素で汚染されやすいが、井戸の掘り方次第では比較的容易にそのリスクを軽減できるらしい。オレンジの地層(安全層)に井戸を掘り、低圧のハンドポンプを接続。それとは干渉しない離れた場所で高圧ポンプを接続し、灌漑用に用いる。高圧の汲み取りは、ヒ素含有リスクの高い灰色の地層からも地下水を吸い出してしまうという。

2009年12月24日木曜日

KIVAがベトナムのSEDAを通じて融資している事例


先のエントリー(P2Pマイクロファイナンス)で紹介したKIVA(実際にはP to KIVA to partnerMFI to P)が、パートナーMFIであるベトナムのSEDAを通じて融資しているKhanhさんの事例。SEDAの場合は4人組。彼女の事業は鶏の飼育で、この事業からの月収は約250万VND(約12,300円)。現在さらに500万ドンの融資を申請中で、幼年の家畜の購入(その後それを飼育して売る)に充てる予定という。


2009年12月18日金曜日

KDDIがベトナムでWIMAX事業拡大

KDDIが34%、ITXが15%、FTPが51%。ベトナム政府の外資規制が解除され次第、出資比率を高めて51%にする予定。バングラデシュでのbracNetへの出資によるWIMAX事業ともあいまって、KDDIによるBOP市場を持つ途上国での基地局建設が本格化する。