2009年6月13日土曜日

日本企業とBoP

新興国のボリュームゾーンを狙うために」という記事より。

 日本企業の海外進出は富裕層を狙ったものから徐々にピラミッドを降りてきて「ボリュームゾーン」に入っていく例が増えていると言う。さらにBoPへの進出について下記の様に述べている。

「数年前から中国・インドなどの中間層市場が世界で注目されてきた時も日本企業はプレミアム戦略をとり続けた。しかし、最近、やっと中間層市場に本腰を入 れようという企業が出始めてきた。これと同じことがBOP市場にも起こりえる可能性があるのではないか。BOPのみをターゲットとするのは現実的ではない かも知れないが、その市場も含んで戦略を考えていくことは必要だろう。」

 たしかに日本企業のBoPでの事例はほとんどない。あってもCSR的なものばかり。なぜ日本企業はBoPに行けないのか。さらっと「現実的ではない」と言うのはどのような前提を持っているのか。

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